タスペーサーとは?~屋根塗装での重要な役割~
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さて、いきなりですが皆さん「タスペーサー」って言葉ご存じですか?
恐らくほとんどの方が聞いたことのない言葉だと思います。
本日は、お住まいの機能を保ち、屋根塗装の際に重要な役割となる「タスペーサー」についてお伝えしたいと思います。
目次
タスペーサーとは、屋根塗装工事の際に使用される屋根材の間に差し込むポリカーボネイト製の器具のことです。
(ポリカーボネイトはプラスチックの一種ですが、耐久性に優れていますので屋根部材として適しています)
↓大きさとしては手のひらに収まる約5cm程度のものです。
これを、塗装工程の際に屋根材と屋根材の間に挟み込んで使用します。
タスペーサーを使用する目的は、屋根材と屋根材の間に「隙間」を作る事が目的なのですが、そもそもなぜ「隙間」が必要なのか?
それはずばり「通気」と「排水」を確保するためです!
どんなに丁寧に施工しても、屋根の通気のための隙間を塗膜が埋めてしまうことは避けられず、湿気や雨水が内部に侵入して結露が発生し、それにより内部腐食が発生し雨漏り等の原因になる可能性も出てきます。
こうなってしまわない様に、タスペーサーや縁切りにより「隙間」を作って通気口を設けることが非常に重要なのです!
従来は「縁切り」といって、塗装の最後に職人さんが手作業でカッター等で塗膜を切るやり方を行っていましたが、手間と時間がとてもかかる上、塗膜や屋根材に余計な傷や足跡が入ってしまう可能性もあり、そのデメリットを解消したのがタスペーサーなんです!
従来の「縁切り」工法は、塗装の一番最後である上塗り後に行います。
そのため、先ほどお伝えしました通り、完全に乾燥してからの作業、しかもひとつひとつ手作業となりますので時間もかかってしまい、
綺麗に塗装した上塗り後の作業となるので、傷や足跡が付いてしまうリスクもあります。
一方、タスペーサーを使用するタイミングですが、下塗り後または下塗り前に挿入しそのあとに、中塗り→上塗りを行いますので、上記でお伝えしたリスクを軽減することが出来ます。
ちなみにですが、タスペーサーや縁切り工程は屋根塗装工事を行う上で大変重要なものですが、屋根塗装を行う際に必ず必要かというとそうではありません。
例えば、過去の塗装ですでにタスペーサーが挿入されている場合や、勾配の緩やかな屋根、瓦屋根等タスペーサーをしなくても十分な隙間が確保できる屋根材については必要ありませんし、もともとの屋根同士の隙間が一定以上開いており通気が確保されている設計などの場合は使用しなくてもいい場合があるので、気になる場合は専門スタッフに聞いてくださいね!
今回は屋根塗装に関する豆知識をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?
屋根塗装をお考えのお客様、これからお見積り等にタスペーサーや縁切りといったことが書かれていたら、適切なのか判断することが出来るかと思いますので、参考にしてみて下さいね。
外壁塗装・屋根塗装をお考えの方は是非一度、地域密着のガイソー神戸店までご相談ください!
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