外壁・屋根塗装の際に重要なポイントとなる【耐候性】ってなに?
2023.03.13 (Mon) 更新
神戸市の皆様こんにちは!
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本日は、外壁や屋根塗装をする際には重要なキーワードとなる【耐候性】について、お伝えしたいと思います。
なんとなくは皆さんご存じだと思いますが、塗料の寿命や性能を左右する【耐候性】は塗料を決める際にとても重要なポイントとなります。
これから塗装をお考えの方は、このことをよく理解しておくと塗料選びの時に役立つと思いますので是非参考にしてくださいね。
目次
お住いの外壁や屋根は、24時間365日過酷な環境の中で皆様の住まいを守ってくれています。ですので、どうしても年月とともに塗料は劣化してしまいます。
塗料の劣化を引き起こす要因は様々ありますが、主な要因としては①太陽光や紫外線②雨水③温度変化④塩害などが挙げられます。
①太陽光や紫外線・・・塗料表面0.1mmまで浸透し塗料を劣化させます。
②雨水・・・屋根だけではなく壁のひび割れなどからも侵入し塗膜が剥がれる原因にも。
③温度変化・・・四季がある日本は温度変化も激しい。温度変化により塗膜が伸縮しヒビの原因になることも。
④塩害・・・潮風に含まれている塩化ナトリウムが塗料に付着しそのまま残って塗料を劣化させます。
特に、塗料劣化の最大の要因は太陽光や紫外線と言われています。肌の老化を引き起こす人間と同じですね💦
塗料は「顔料」「樹脂」「溶剤」「添加剤」の4つの成分で構成されています。この4つが絡みあうことで家を紫外線や雨水から守る「塗膜」になります。
この成分の配分量の違いで価格や耐候性に違いが出てきます!
一般的に樹脂が多い塗料ほど高価になりますが、その分耐候性も高くなります。
塗料は安いだけで選ばないこと。耐候性が低く、すぐに塗り替えが必要になる可能性が有ります。
上記表は、外壁塗料を種類別に性能を比較したものです。
塗料を構成している成分によって耐久年数が違うのが分かります。シリコンと無機を比べると約15年以上違います。
なぜ無機塗料が高い耐候性を持つかというと、先でお伝えしました劣化の最大の要因である太陽光や紫外線の影響をほとんど受けないからです。
現在流通している塗料の中でも最高級の耐候性があるとされている塗料が無機塗料となっているのは、無機塗料の成分である無機質がほかの成分に比べて紫外線の影響を受けにくいとされているからです。
今後ご自身のお住まいに長く住みたい、メンテナンスを何回も行いたくないという方には無機塗料がオススメです。
ただしご予算やお客様のお住まいに対する悩み・要望も様々だと思いますのでそれぞれの塗料の特性をよく理解し、ご納得して塗料をお選び頂きたいと思います。
いかがでしたでしょうか。塗装に使用する塗料には、シリコン、フッ素、無機など様々な種類がありますが、初めて塗装について検討される方は何が違うの?と思う方も多いと思います。
塗料の性能も驚くほど進化し、次々と高性能の塗料が生み出されていますので、メリット・デメリットをよく理解し、「営業の人に勧められた」からではなく住まいの悩みや希望にあった塗料を選びましょう!
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